今、コロナ禍で企業の在り方が変わろうとしています。そこで注目されているのがDXサービスの導入です。
DXサービスを導入することで、企業の生産性の向上やコスト削減、時間短縮、働き方の改善につながります。
IT化やデジタル化といった言葉が当たり前のように世間を飛び交うようになりましたが、製造業はまだまだその波に乗り切れていないのが実情です。
そこで今回は製造業に向けたDXサービスに強いSaaS企業6社をご紹介します。
1.キャディ株式会社 – 受発注プラットフォーム型SaaS「CADDi」 –
出典元:https://corp.caddi.jp/
キャディ株式会社は特注品の発注者と全国の加工会社を自動見積もりのテクノロジーでつなげるサービス「CADDi」を開発・提供しています。
CADDiは製造原価の計算や見積もりを自動で最適な価格に計算。導入企業は製品コストの低減、調達・生産管理工数の削減を達成することができます。
また、製造キャパ確保にも柔軟に対応できるのも導入のメリットとして挙げられます。
本社は東京都台東区蔵前。さらに、千葉県船橋市に品質管理センター、大阪に関西支社兼品質管理センターを構えています。
- 代表者: 加藤 勇志郎(代表取締役)
- 設立: 2017年11月
- 資本金: 100百円(資本準備金含み、10.9億円)
- 事業内容: 製造業に特化したDXサービス事業
- 参照URL: https://corp.caddi.jp/
2.株式会社アペルザ – 製造業向けマーケティングセールスSaaS「アペルザクラウド」 –
出典元:https://www.aperza.com/corp/
同社のメインツールである「アペルザクラウド」は、製造業向けマーケティングセールスSaaSです。
アペルザクラウドは
「名刺やユーザー情報の一元管理」
「ユーザーの興味や困りごとをすぐに把握できる」
「オンラインによる営業展開を可能にする」
「見積書や受注に関する書類をオンラインで管理できる」
といった特徴を持っています。
神奈川県横浜市中区に本社を構えており、FA/制御機器系の商社・販売店や理化学系の商社・販売店に多くの導入実績をもっている企業です。
- 代表者: 石原 誠(代表取締役社長)
- 設立: 2012年6月26日
- 資本金: 100百万円
- 事業内容: 製造業向けクラウドサービス アペルザクラウド/ものづくりポータル アペルザ/製造業向けカタログポータル アペルザカタログ/生産財通販サイト アペルザ eコマース/ものづくりニュース by アペルザ/IoTナビ
- 参照URL: https://www.aperza.com/corp/
3.A1A株式会社 – 購買調達部門向け見積特化型SaaS「RFQクラウド」-
出典元:https://a1a.co.jp/
「競争力を再発明し、新しい市場をつくる」をモットーに、購買調達部門向け見積特化型SaaS「RFQクラウド」をメインに事業展開しているのがA1A株式会社です。
RFQクラウドは、見積査定に関わるプロセスをクラウド上で一元管理することで業務の効率化を後押しします。
具体的には
「部品表(BOM)/依頼リストの一括取り込み」
「見積案件の管理」
「過去実績単価の自動参照と適用」
「複数サプライヤへの一括見積依頼」
「明細回答の抜け漏れ防止」
など数多くの機能を有しています。
本社は東京都千代田区神田。法人向けにDXに関するセミナーも開催するなど、製造業の購買業務の効率化を推進する注目の企業です。
- 代表者: 松原 脩平(代表取締役)
- 設立: 2018年6月26日
- 資本金: 279,554,000円(資本準備金含む)
- 事業内容: 人材・RFQクラウドの企画・開発・運営・販売
- 参照URL: https://a1a.co.jp/
4.株式会社Skillnote – SaaS型スキル管理システム「SKILL NOTE」 –
出典元:https://www.skillnote.jp/
「人材の成長を科学し、ものづくりをアップデートする」ことをミッションに掲げている株式会社Skillnote。
同社の提供するサービス「SKILL NOTE」は科学的な側面から人材育成にアプローチすることでものづくりの生産性向上に貢献しています。
スキルの可視化のほかにも、スキル共有による現場の人材育成やローテーションのサポートも可能なため製造業や建設業を中心にさまざまな業種で活用されています。
また、SAP社が提供するグローバルオンラインマーケットプレイス「SAP App Center」に登録されました。
これは日本企業として初めて登録された事例であり、日本発のグローバルスタンダートのソフトウェアになることを目指しそのシェアを拡大しています。
- 代表者: 山川 隆史
- 設立: 2016年1月
- 資本金: 3億1,483万円
- 事業内容: 人材スキル管理システム「 SKILL NOTE 」の開発・提供/人材育成/スキル管理領域における支援サービスの提供
- 参照URL: https://skillnote.jp/company/
5.株式会社東京ファクトリー – 製造業特化型SaaS「Proceedクラウド」 –
出典元:https://tokyofactory.co.jp/
株式会社東京ファクトリーは「製造業の未来に貢献する」ことをミッションに掲げている企業です。
生産現場向けのSaaSプロダクトである「Proceedクラウド」を提供し、日本の製造業の競争力維持に貢献しています。
Proceedクラウドはこれまで活用されていなかった工程写真をベースにサプライチェーンを通じた製造情報の見える化とデータベース構築をサポートするデジタルツールです。
インフラや船舶などの重工業を主とした製造現場に導入され、DX推進と業務の効率化をサポートしています。
また最新情報を吸収し続けることが社風となっており、常に新しい価値を提供し続けていくことを目指している会社です。
- 代表者: 池 実
- 設立: 2020年4月
- 資本金: 非公開
- 事業内容: 製造業向け SaaS の開発・販売・運用/業務改善コンサルティング
- 参照URL: https://tokyofactory.co.jp/
6.株式会社カミナシ – 現場改善プラットフォーム型SaaS「カミナシ」 –
出典元:https://corp.kaminashi.jp/
株式会社カミナシは「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」をミッションに掲げている企業です。
「カミナシ」は現場のルーティンワークや事務作業を自動化する現場管理アプリで、手書き情報のデータ化、紙やExcelで行っていた作業のデジタル化を実現。
製造業に限らずあらゆる現場で働くノンデスクワーカーの働き方を大きく変える役割を担っています。
「現場ドリブン」「全開オープン」「β版マインド」の3つの価値観を社内で共有しており、非常にオープンなイメージが強い企業です。
約3,100万人いると言われているノンデスクワーカーの働き方にどんな改革をもたらすのか注目です。
- 代表者: 諸岡 裕人(代表取締役CEO)
- 設立: 2016年12月15日
- 資本金: 6億3697万円
- 事業内容: 現場管理アプリ「カミナシ」の開発・提供
- 参照URL: https://corp.kaminashi.jp/
いかがでしたでしょうか。
製造業向けのSaaS企業は今後も特に成長をしていく土壌があり、その中でも特に注目度の高いSaaS企業を中心に紹介させていただきました。
今後もそれぞれの業界に関する情報を発信してまいりますので転職先の候補としてご検討いただければと思います。
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