近年、リモートワークの導入を受けて広まっている電子捺印サービス。
書面を印刷して押印やサインをする書面契約が主流でしたが、新型コロナウイルスの影響による働き方改革でそのプロセスも大きく変わろうとしています。
書面契約から電子契約に切り替える事で手続きの簡素化や業務効率向上、リモートワークの活性化に繋がるため多くの企業で導入が始まっています。
そこで今回はクラウド型の電子捺印サービスを展開している注目のSaaS企業2社をご紹介します。
1.弁護士ドットコム株式会社 – WEB完結クラウド契約型SaaS「CloudSign」-
出典元:https://www.bengo4.com/corporate/
弁護士ドットコム株式会社は「弁護士ドットコム」や「税理士ドットコム」を開発・運営しているリーガルテックのリーディングカンパニーです。
さらに契約締結から契約書管理まで管理するクラウド型サービス「CloudSign」を多くの企業に提供。
電子契約サービス市場でのCloudsignの累計登録社数はNo.1です。(東京商工リサーチ調べ 2020年3月時点)
2021年6月には契約書管理における内部統制が可能となる機能をリリースし、さらにクラウドサイン電子契約総合研究所を設立しました。
- 代表者: 内田 陽介
- 設立: 2005年7月4日
- 資本金: 439百万円(2021年3月現在)
- 事業内容: 弁護士ドットコムおよび税理士ドットコムの開発/弁護士ドットコムニュースの運営/Cloudsignの開発・提供
- 参照URL: https://www.bengo4.com/corporate/
2.株式会社holmes – クラウド型契約マネジメントシステムSaaS「ホームズクラウド」 –
出典元:https://www.holmescloud.com/aboutus/
株式会社holmesは「世の中から紛争裁判をなくす」ことをミッションに掲げ、最適な権利実現・最適な義務履行が自然と実現される仕組み作りを目指しています。
「全ては顧客の課題解決のために」と開発されたのが、契約にまつわる業務を集約して効率化と生産性向上を実現可能とした「ホームズクラウド」です。
契約に関わるコンプライアンスリスクを回避できるなど多くの企業からの支持を得ており、2021年4月にはさらなる課題解決のために大規模なリニューアルを実施しました。
システムの成熟化に向けて引き続き機能拡充が予定されており、大企業からベンチャー企業まで幅広い顧客からの期待値が非常に高いサービスとなっています。
- 代表者: 笹原 健太(代表取締役CEO)
- 設立: 2017年3月31日
- 資本金: 1億円
- 事業内容: 契約マネジメントシステム「ホームズクラウド」の提供
- 参照URL: https://www.holmescloud.com/
いかがでしたでしょうか。
電子捺印サービスを展開する2社は、電子契約機能だけでなく契約業務一連をクラウドで管理しているのが大きな特徴です。
あらゆる業務においてクラウド化の流れはますます加速していくと予想されることから目が離せないSaaS企業といえるでしょう。
今後もそれぞれの業界に関する情報を発信してまいりますので転職先の候補としてご検討いただければと思います。
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