企業のマーケティング・事業創出を効率化するSaaS企業10社を紹介 – part1 – SATORI、クローバなど

WEBサイトの情報量は近年飛躍的に増大し続けております。

そのような中で、個々の企業は、情報に埋もれること無く、いかに製品・サービスのアピールするかという熾烈な競争を繰り広げています。

ターゲットのニーズに合わせて自社のサービス・商品の魅力を効果的に伝えるための手法として、MAツールCRMチャットボットの高機能化は絶えず進んでいます。

「マーケティング・オートメーション(MA)ツール」

「チャット・データまでも解析できるチャットボット」

「WEBを訪問もしくは問い合わせした見込み顧客をシームレスに効率管理できるCRツール」

「メール開封率、同ユーザーのサイト訪問率などもシームレスに追え、CRMツール」

上記した機能を備えたツールを月額のリーズナブルな価格で提供するSaaS企業は年々増えております。

また、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、法人も個人も購買活動がオンラインで完結することが増え、ますますこれらのサービスの重要性は増していくでしょう。

今回は企業のマーケティング・営業活動をサポートするSaaS企業10社を紹介します。

1.bravesoft株式会社 -「eventos」-

出典元:https://www.bravesoft.co.jp/

bravesoft株式会社の「eventos」はイベントやセミナー開催を効率化するサービスです。

「eventos」はダッシュボードによる出席者の管理アプリ内でのスケジュール管理レジュメのペーパーレス化などのサービスを提供しています

他にもオンラインMTGや動画配信、AR機能といったサービスもあり、ウィズコロナ時代の主流になりつつあるオンラインイベントにも対応。

オンライン・リアル双方に対応可能なイベントの公式WEB・アプリを短期間で作成、公開可能なプラットフォームとして多くの企業に導入されています。

また近年、BtoBの顧客獲得手段としてイベントやセミナーを開催するアプローチが注目を集めています。

「eventos」も企業や市町村との提携イベントを多く開催しており、サービスの魅力を積極的に発信しています。

  • 代表者:菅澤 英司
  • 設立:2005年4月4日
  • 資本金:2億5000万円
  • 事業内容:イベント開催者向けのアプリを中心としたイベンテック事業
  • 参照URL:https://eventos.tokyo/

2.hachidori株式会社 -「hachidori」-

出典元:https://hachidoriinc.com/

hachidori株式会社の「hachidori」は、顧客・リードの獲得やカスタマーサポートといった業務を効率化するチャットボットなどを提供するサービスです。

「hachidori」は言語処理に優れたAIが高い正答率を実現。質問ごとの解決率からQAのチューニングを行うことでさらに精度を向上させることができます。

日々の業務のなかに含まれる、顧客やリードからの質問への回答やサービスの案内は企業にとって大事な業務の一つです。

しかし簡単な質問や定型的な答えを返せる質問に人的リソースを割くのは業務全体の効率を落としてしまいます。

「hachidori」ではそのような質問にLINEやfacebookと連携したチャットボットサービスを導入することで業務の効率化を図ります。

  • 代表者:伴 貴史
  • 設立:2015年5月
  • 資本金:非公開
  • 事業内容:チャットボット開発運用ツール「hachidori」の企画・開発・販売、バイトテックサービス「CAST」の企画・開発・販売 他
  • 参照URL:https://hachidoriinc.com/

3.アイセールス株式会社 -「i:sales」-

出典元:https://eye-sales.com/

アイセールス株式会社の「i:sales」は営業支援に特化したサービスです。

これまで地道に顧客を開拓していくような営業が主流でしたが、それでは新規顧客の獲得に数をあたらなければならず時間もとられてしまいます。

「i:sales」は見込み顧客の動きを可視化。営業に通知をすることでアポ率と成約率が向上し、売上増加に繋がります。

非効率な営業を減らすことでコスト削減を実現。さらには顧客への対応漏れも自動で検知することで機会損失を防ぐこともできます。

社内定着レクチャーやシステム運用代行なども行なっており、企業のデジタル化を支援できるツールとして多くの企業に導入されています。

  • 代表者:田中亮太
  • 設立:2016年9月14日
  • 資本金:246,827,500円(資本準備金含む)
  • 事業内容:デジタル営業システム「i:Sales」の開発営業DX実現のための伴走支援サービス
  • 参照URL:https://eye-sales.com/

4.Repro株式会社 -「Repro」-

出典元:https://repro.io/

Repro株式会社は「企業と利用者で長期的な関係性を築く」というコンセプトのもと、マーケティングプラットフォーム「Repro」を提供しています。

「Repro」顧客データを活用した、メールやプッシュ通知、Webやアプリ内ポップアップなどをマーケター自身の手で実装可能なサービスです。

さらには本来であればマーケティング担当者が行うシナリオ設計さえもAIが担うことで企業の業務効率化をサポートします。

利用者の満足度向上とリピート顧客の獲得に強みを持ったサービスとして、国内でも大手企業への導入事例が多数あり、存在感を高めている企業です。

  • 代表者:平田祐介
  • 設立:2014年4月
  • 資本金:1億円
  • 事業内容:顧客満足度向上マーケティングプラットフォームの提供
  • 参照URL:https://repro.io/

5.SATORI株式会社 -「SATORI」-

出典元:https://satori.marketing/

SATORI株式会社は「見えない顧客を連れてくる」国産マーケティングオートメーション「SATORI」をリリースしています。

サービスの導入によってWEBサイトで利用者がアクセスしたページを把握し、サービスや商品に興味を持っている見込み顧客への効率的なアプローチをサポートします。

さらに、「SATORI」は純国産のMAツールのため日本の商習慣やビジネス環境に合った機能、日本人にも馴染みやすいUIを実現。

日本人スタッフが日本語でサポートしているため、時差もなくスピーディに対応することが可能です。

2021年1月には導入実績が1,000社を突破し、顧客のリードジェネレーション強化に貢献しています。

  • 代表者:植山 浩介
  • 設立:2015年9月
  • 資本金:27億1,927万円
  • 事業内容:マーケティングオートメーションツールの開発・販売
  • 参照URL:https://satori.marketing/

6.Wovn Technologies株式会社 -「WOVN.io」-

出典元:https://wovn.io/ja/

Wovn Technologies株式会社はWEBサイト多言語化ソリューション「WOVN.io」を提供している企業です。

WEBサイトやアプリの多言語化に対応し、企業の伝えたい内容やニュアンスを的確に翻訳することで、言語の壁を越えて自社の魅力を伝えたい企業をサポートしています。

さらに各国の検索エンジンに対応したSEO対策や専用のBPOサービスも用意。海外戦略支援を強化するサービスを展開しています。

インバウンド向けサービスを提供している企業や越境ECを運営する企業、ホテル業や引っ越し業の他にも、生活インフラに根差した企業からの支持も厚いサービスです。

  • 代表者:林 鷹治
  • 設立:2014年3月5日
  • 資本金:17億5081万円
  • 事業内容:Web サイト多言語化ソリューション「WOVN.io」、アプリ多言語化ソリューション「WOVN.app」の開発・運営
  • 参照URL:https://wovn.io/ja/

7.アララ株式会社 -「arara messaging solution」-

出典元:https://www.arara.com/

アララ株式会社は「アイディアとテクノロジーで革新的なサービスを提供し、便利で楽しい、みんながハッピーになる社会を創る」というミッションを掲げた企業です。

「arara messaging solution」はメール配信システム・サービスにおける課題を解決するサービスとして多くの企業に選ばれています。

従来のマーケティング手法として自社商品を認知してもらい、お客様に購入してもらううえで、メールは強力なツールです。

ただし、メールの開封率が不明であると効果がわかりづらく、またセグメント分けなど煩雑な作業が企業の負担になります。

「arara messaging solution」はメールの開封率の判定や、ユーザーセグメント分けを効率化。

さらにはオンプレミス環境やASP環境など企業の状況に合わせたサービスを展開しているため、企業の負担を少なく導入できるサービスです。

  • 代表者:岩井 陽介
  • 設立:2006年8月
  • 資本金:661,520,000円
  • 事業内容:メッセージングサービス事業、キャッシュレスサービス事業/QRコード事業、データセキュリティサービス事業
  • 参照URL:https://www.arara.com/

8.エボラニ株式会社 -「anybot」-

出典元:https://evolany.com/

エボラニ株式会社は「町の店長さんにも届けられる自動化社会を実現する」というコンセプトのもと「anybot」を提供しています。

「anybot」はLINE・Messenger・電話・メールを統合した自動接客のオムニチャネルです。

LINEは今では日本人の8割以上が利用するコミュニケーションツールとして広く普及しています。

したがってお客様が新しくアプリを自分のスマートフォンにインストールする必要がないため、企業とお客様の親和性が高いサービスを展開できます。

自社のECサイトを構えることなく、LINE内で販売、クーポンの配布、新商品などの告知ができ、メールマガジンよりも効果的にお客様に周知することも可能です。

さらに、お客様からの問い合わせに自動で応答するボットを設置できるため接客の自動化も実現できます。

  • 代表者:宋
  • 設立:2018年3月20日
  • 資本金:38,000,000円
  • 事業内容:電話やメール、SNSやアプリなどのオムニチャネルで、企業の接客自動化を実現する「anybot(エニーボット)」を運営
  • 参照URL:https://evolany.com/

9.カイロスマーケティング株式会社 -「Kairos3」-

出典元:https://corp.kairosmarketing.net/

カイロスマーケティング株式会社は「マーケティングをもっと身近に」というミッションの元、販売プロセスを効率的に行うための「Kairos3」をリリースしました。

「Kairos3」は商談に繋がりやすいお客様を自動で抽出してくれるツールです。

今まで交換した名刺などを元に、メールマガジンの開封率、Webページの閲覧などをまとめた「企業のカルテ」を作成。

お客様の関心事などの情報が蓄積されていき、自社のサービスをマッチングしてくれます。

営業責任者が単独でニーズに答えるだけでなく、情報が共有されるためチームでお客様のニーズに答えていくことも可能です。

商談成立に向けた課題も浮き彫りにしてくれるので、より効率的に商談を進められます。

  • 代表者:佐宗 大介
  • 設立:2012年9月
  • 資本金:不明
  • 事業内容:マーケティングオートメーション「Kairos3」の開発・提供 自社メディア「マケフリ」の提供
  • 参照URL:https://corp.kairosmarketing.net/

10.クローバ株式会社 -「クローバ PAGE」-

出典元:https://www.qloba.com/

クローバ株式会社は「情報サービスを通じて社会の価値創造に貢献する」という経営理念の元、「クローバ PAGE」というサービスを提供しています。

「クローバ PAGE」は無料でホームページを作成できるサービスです。

何か活動をしようとしたときに、ホームページを通じた活動報告は有効な手段となります。

「クローバ PAGE」はテンプレートを利用すれば最短5分でホームページを作成することができるため、お客様の導入に至る心理的ハードルは低く気軽にサービスを導入できます。

他にもサービス導入とホームページの制作サービスがセットになったプランもあり、ヒアリングを行いながらお客様の要望に合わせたページをオーダーメイドしています。

  • 代表者:門屋
  • 設立:2015622
  • 資本金:3,000,000円
  • 事業内容:クラウドサービス「クローバ PAGE(ページ)」の開発、運営、コンピューターシステムの企画、開発、制作及び販売業、コンピューターシステム構築に関するコンサルタント業務
  • 参照URL:https://www.qloba.com/

いかがでしたでしょうか。

インターネットでのマーケティングをサポートするサービスは今後も需要が高まっていきます。

今回はそのような環境下で注目の集まるSaaSを提供する会社を10社紹介させていただきました。

今後も同業界に関する情報を発信してまいりますので転職先の候補としてご検討いただければと思います。

今回紹介した企業の求人情報やさらにSaaS企業について詳しくお知りになりたい方は無料転職相談実施中ですのでお気軽にお問い合わせください。

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